2009年9月26日土曜日

終末のフール

を見た!伊坂幸太郎!

「あと8年で世界滅びるよー」って言われて5年後の世界。いろんな人のストーリーが短編である。
短編を読んでるみたいにスラスラ読めた。たまに、違う話の主人公だった人がいろんな場面でちょこちょこ出てきて面白かった。

各地の暴動が収まって、変に静まり返った生活を送る人たちに共通してることは、みんな生きる目的を持っているということ。それは復讐だったり、他人と家族を演じることだったりとそれぞれなんか変だけど、その当たり前さと異常さが上手く混ざり合ってた。
絶望から360度回って普通に戻ったら、もう元がどんなだったかわかんなくなるんかもしれない。

時間は有限!
惰性に溺れることだけはやめよー。

伊坂幸太郎を読むのは高校(大学1年?)の時の「オーデュボンの祈り」以来だった。映画では「鴨とアヒルとコインロッカー」見たけど。
すごい読みやすかった。他のも読もう!

ウルヴァリン

を見た!9月14日、六本木TOHOシネマズ!

ウルヴァリン誕生の経緯を追った映画。
展開は「ダークナイト」っぽかったけど、すごいおもしろかった。

世の中に普通にミュータントが存在しとる時点でSFなんじゃけど、そこまでSFっぽさを感じさせなくてよかった。

ウルヴァリンって男の心にスポット当てた映画だった。見る人にウルヴァリンの気持ちをすごい理解させて、あのラストを迎えるのはすごく酷だなと思った。切ないラストだったわ。

あとは知っとるキャラも出てきて面白かった。
昔のXメン見たくなった。

アクション好きならすごい楽しめる映画だと思った!!

007 慰めの報酬

を見た。

前作「カジノ・ロワイヤル」からの続編ってことで、前作見てない俺は途中よく「??」ってなった。途中くらいで「あ、これ前作あったんだったわ。そっち先みればよかった」って思った。

ボンド(ダニエル・クレイグ)かっこよすぎ。スーツ姿めっちゃかっこいい。ネクタイした姿くそ凛々しい。
胸筋がセクシー。やっぱ筋肉って大事。

冒頭のカーアクション&戦闘がかっこよかった。カメラワークが斬新で臨場感があった。屋根におちてガラス突き破るシーンのカメラワーク(一緒に落ちてる風な動き)はすごいかっこよかった。

あとはなんか淡々と物語が進んでいった印象。つまらん訳ではなかったけど、特に心動かされた訳でもない。普通って感じだった。

2009年9月5日土曜日

アフタースクール

を観た!

全員嘘つきまくりで、完全に騙された。

一回じゃしっくりこなくて、2回見た。

まさか冒頭1分からすでに嘘が始まってたとは・・。

見る人を騙す手法が上手いなーって感じた。

大泉洋がすごいいい役だった。
「学校がつまんねーのは、お前がつまんねーからだ」
みたいなセリフにハハーン!って思った。
これは良い教訓!

堺雅人はチョイ役って感じで普通だった。

映画館で見たらモヤっとする映画なのかなーって思った。

南極料理人

を観た。(9月1日川崎TOHOシネマズ)

南極にいる料理人と変なおっさん8人の話!

めちゃおもしろかった!

変なおっさん一人ひとりの挙動がいちいちおかしかった!

堺雅人めっちゃいい!脱力感がいい!

空腹で観たからまじ腹へってつらかった!

気楽な気持ちで見れた!

美丘

を読んだ。

主人公の回想風に話が進んでいくから、先にオチ言うなよ!って展開が何回かあった。

けど、後半は逆に展開がわかってるからこそ、読み終わりたくない気持ちになった。

読み終わっても、結末があっという間に来た感じがして、なんだか信じられなかった。
ページをめくるたびに近づいてくる終わりが恐かった。

自分も、絶対揺らがない自分らしさを持って生きたいって思った。
誰にこびるわけでもなく、好きなように生きる。

時間は無限じゃない!

思考の整理学

を読んだ。

思ってる以上に、人の頭の中はぐちゃぐちゃで、何について考えるべきか訳わかんない感じに襲われる。その結果が焦燥感や天パりにつながる。

今の学生はグライダー人間が多いらしい。風に乗れば飛べる。風が無ければ飛べない。
自分のエンジンで動く飛行機型人間になるべきだって言ってる。

そして、論文の書き方(考えのまとめ方)について書いてる。
とりあえず書いてみることも大事ということが印象深かった。その過程で考えが整理される。

テストでいい成績を取ろうとすればするだけ、自分で考えることを忘れていくような気がしてなんか恐かった。高校時代はテスト頑張るデメリットがあるなんて思いもしなかったわー。
何で自分はそれをやるのか考えて行動せんにゃーね。飛行機人間なりたい!

まあとにかく、論文が苦手な学生には良い本なのではないでしょうか!
卒論やらんとなって思えた。しかしやってないやばい!