2010年3月20日土曜日

告白


衝撃的な内容だった。
事実を可能な限り冷たく表現しているように感じた。
全部の文章を主観で表現してるから、
その場に居合わせた傍観者のような気持ちで読んだ。

印象的だったのは母親の章。
様子がおかしくなっていく息子を可能な限り愛そうとするけど、
最期まで息子と分かり合えないところが、切なくて悲しくなった。
親に反抗してばっかりだった自分と重なって、
自分の親に申し訳ない気持ちになった。

まあ、すごく面白い小説だった。
本当に衝撃のラスト!
映画化が楽しみ。

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